国家試験直前は何をする?国試直前の追い込み勉強法とその注意点について紹介!

管理栄養士
この記事を書いている人
tomo フリーランス管理栄養士

■高度急性期病院の管理栄養士→
うつで退職→フリーへ
■栄養学生向けの就活・仕事、
国家試験などの情報発信
■フリーランス管理栄養士の
実態を公開!
■栄養士・栄養学生の交流
コミュニティ「palette」代表

tomo フリーランス管理栄養士をフォローする

管理栄養士国家試験の受験を間近に控えた皆さん、勉強は順調ですか?

多くの方は試験が近づいてきて不安でいっぱいだと思います。

今回はそんな国家試験直前の勉強法と、逆に点数を落とさないための注意点について紹介していきたいと思います。

国家試験が不安な方、ギリギリまで点数アップのために頑張らないといけない方などは是非読んでみてください!



国家試験直前の勉強法

いくつか方法を紹介しますので、自分に合った方法を選んで実践してみましょう!

全範囲一通り復習する

まずは、全範囲を一通り復習しましょう。

試験直前では、新しい範囲を覚えるよりも覚えた範囲を復習する方が重要です。そのため、今まで勉強した範囲を復習することを最優先しましょう。

今まで勉強した範囲であっても、覚えられていなかったり忘れていたりすると思います。ですが、ここからもう一歩点数を伸ばす、安定させるには一度でも目にした範囲を勉強するほうが新しい範囲を勉強するよりも効率的です。国家試験直前は復習を意識して勉強を進めましょう。

方法は、参考書やノートを読むでも良いですし、過去問を解きなおして解説を読むでもよいです。

ただし、可能であれば今まで勉強した範囲をすべて復習できるのが理想ですね。

自身の苦手な範囲などをまとめたという方は、それらを最優先して復習するのがオススメです。

まとめる時間がなかったり、どこが重要かがわかりづらいという方は、まとめノートの活用も検討してみてください。

暗記科目を集中的に

一通り復習が終わった人は、再度暗記科目を集中的に復習しましょう。

特に他の知識と関連付けて覚えることのできない「食べ物と健康」の範囲は要注意です。

暗記範囲は、覚えているか不安にもなりやすいため多くの方が復習をしない範囲でもあります。しかし、本番の緊張の中で最も記憶が飛びやすいのは単純暗記した範囲です。

「人体の構造と機能」や「基礎栄養学」、「臨床栄養学」など、ある程度他の知識と組み合わせて流れを覚えられる範囲は、選択肢のどこかに間違った箇所があることに気づければ選択肢を減らすことができますが、単純暗記の「食べ健」を始めとした範囲は覚えているかどうかのみが問われる出題が多いので直前の確認が必要です。

ちなみに「食べ健」は、聞いたこともない物質の名前などが毎年出題されるので、完璧に覚えていなくても一通りさらっておけば「聞いたことが無い=間違い」として選択肢を削ることも可能という意味でもオススメです。

苦手範囲は捨てるのもあり

国家試験の勉強をしていると自分の苦手な範囲も出てくると思います。

そういった場合、どうしても覚えられないのであればその範囲を捨てる選択も必要です。

当然、全範囲勉強できているのが理想ですが、試験直前で時間のない中点数が上がる見込みの少ない範囲を無理に勉強するぐらいなら、諦めて点数の取れる範囲を復習するのもありだと思います。

ちなみに、苦手な範囲が明らかな頻出単元だった場合は諦めずに勉強した方が点数が伸びるので気を付けましょう。

他の範囲がある程度勉強できているなら苦手な範囲を勉強した方が点数が伸びる可能性が高いです。

国家試験直前はこれに注意

新しい範囲は慎重に

国試直前は、新しい範囲には慎重に取り組みましょう。

特に、模試や過去問で安定して合格点が取れていて、頻出の範囲も一通り勉強できている場合は直前に新しい範囲に手を出す必要はありません。

まずは、今まで勉強した範囲を復習して知識を定着させることを最優先しましょう。

明らかに勉強できている範囲が少ない方や、復習してもどうしても覚えられない範囲が多い方は、まだ勉強していない範囲に進むことで点数アップが望めますが、それ以外の方にはあまりオススメできません。

また、新しい範囲に手を出した場合でも復習は欠かさず同時並行で進めましょう。とにかく復習をして知識の土台を作った上で新しい範囲を勉強して点数を重ねていくことを意識しておきましょう。

応用力問題は後回し

試験の最後にある応用力問題の勉強は、後回しにしましょう。

なぜなら、毎年違った内容の問題が出る上に難易度が高く、他の範囲を勉強するほうが点数を取るためには効率が良いからです。

加えて、応用力問題は他の範囲の知識を複合的に問うものなので、他の範囲が勉強できていなければ点数が伸びません。

しかし、応用力問題は出題数も多く、対策しておかないと合格が難しいため、半分の15点を目指して最低限勉強しておくべき7範囲は押さえておけると安心です。

まとめ

今回は、国家試験直前の勉強法とその注意点について紹介してきました。

国試直前は何よりも復習が最優先で、そのうえで新しい範囲を勉強していくことが重要です。

点数が伸びない、安定しないという不安からとにかく新しい範囲を進めるという方も多いので、復習第一を念頭に置いて勉強してみましょう!

ここまで記事をご覧いただきありがとうございます!

このブログでは管理栄養士についての情報をたくさん紹介しているので、興味を持ってくださった方は上のメニューから他の記事も読んでいってください!

また、各種SNSでは記事の投稿や質問等にお答えしていますので、フォローもお願いします!

他にも、管理栄養士・栄養士・栄養学生が交流し仲間を見つけるコミュニティのメンバーも募集しているので参加をお待ちしています!

Nutrition Community palette

Instagram

Twitter

TikTok