管理栄養士国家試験の勉強に、アプリやサイトを活用できていますか?
国家試験では、参考書や問題集だけでなくアプリやサイトをうまく活用している人が合格していきます。
しかし、国家試験の勉強用アプリやサイトは数多く存在し、使い勝手やメリット・デメリットも異なるため適当に選んでいても点数は伸びません。
今回は、国家試験に現役合格した私が、実際に使って効果があったものを中心に、勉強に役立つアプリやサイトを紹介していきます。全て無料ですので気軽に活用してください。
アプリやサイトと組み合わせて使いたい参考書や問題集は、こちらの記事で紹介しています。
実際に私が使った実体験を元に紹介しているので、どんな参考書や問題集を購入すれば良いか迷っている方はぜひご覧ください。
なぜアプリやサイトを使うのか?
参考書や教科書などでも国家試験の勉強はできますが、なぜアプリやサイトも活用する必要があるのでしょうか。
隙間時間に勉強できる
アプリやサイトを使う一番のメリットは、隙間時間に勉強できる点です。
国家試験合格には、多くの勉強時間が必要です。しかし、大学の授業や就活、卒論にアルバイトと4年生は何かと忙しく、国家試験の勉強にまとまった時間を取れないという方も多いのではないでしょうか。そういう方は、スマホで勉強できるアプリやサイトを活用して、通学中などのスキマ時間に少しづつ勉強しましょう。
無料で使える
アプリやサイトは基本無料のものがほとんどのため、参考書等と違いお金がかかりません。
そのため、わかりやすい解説、使い勝手の良いアプリ・サイトをお金をかけずに探すことができます。参考書や問題集は「とりあえず使ってみる」ということができないため、買ってみたはいいもののわかりづらい、使いづらいということも起こりえますが、アプリ・サイトの場合はそうなっても無料のため簡単に試すことができます。
モチベーションが続く
アプリはすぐに起動して勉強が始められるため、モチベーションが続きます。
勉強をする時間ができても、参考書や問題集を広げて筆記用具を準備するだけでも心理的負担になることも多いのではないでしょうか。
しかし、スマホでアプリやサイトを使って勉強をすれば、少ない時間であっても毎日継続しているという実感が湧きやすく、モチベーションが続きます。
また、勉強時間を記録できるアプリを使えば、「勉強時間が足りないから頑張ろう」「今週はこれだけ勉強したから十分頑張った」など客観的に自分の頑張りを評価でき、勉強も継続できます。
おすすめのアプリ
まずはスマホで使えるオススメの勉強アプリについて紹介していきます。
今日の5問
今日の5問はほとんどの受験生が入れているであろう、国家試験の過去問をランダムで毎日5問ずつ解いていくというアプリです。
解答後は問題の正誤と点数、回答にかかった時間が表示され、正解数と回答時間によってランキングが決定します。
このアプリは毎日の勉強習慣をつけるのに非常に役立つアプリで、1か月ちょっと継続するだけで国試1回分と同じ問題数を解くことができるため毎日の積み重ねにもってこいです。
ただし、問題の解説が間違っていることもあるため、参考書等で解答があっているかは確認するようにしましょう。
また、このアプリで出題される問題はアプリを入れている人全員共通なので、「今日の問題わかった?」など、友人と問題について一緒に考えるきっかけにもなります。
管理栄養士 STUDY-APP
管理栄養士 STUDY-APPは過去問を解くことができるアプリで、問題の難易度に合わせてレベルが3段階に分けてあります。
アプリの作りがシンプルなため使いやすいですが、正解の選択肢以外は解説がないのと、一度解き始めた分野は一度戻ると最初からやり直しになる点が少し使いづらいです。
また、レベル2.3は課金が必要なため、「まずは簡単な問題を解く」というときに用いるのが良いアプリです。
Study Plus
Study Plusは勉強時間を記録できるアプリで、何をどれだけ勉強したかを細分化して記録することができます。ダウンロード数も非常に多く、勉強に限らず時間管理に有用なアプリです。
使っている教材の登録や目標設定など勉強に必要な機能が揃っており1つでほとんどの時間管理ができます。勉強時間をグラフで表示してくれるため、頑張りがわかりやすいのもオススメできるポイントです。
また、ほかの利用者をフォローすることでその人のレポートを確認することができるため、友人をフォローして一緒に勉強するなどモチベーション維持にも役立ちます。
勉強のやる気が出ない方、ただ漠然と勉強しているという自覚がある方は一度時間管理をしてみましょう。
オススメのサイト
次に、国試の勉強に使えるサイトについて紹介します。
過去問.com
過去問.comは国家試験の過去問を無料で解くことができるサイトで、全選択肢に解説がついています。
記事執筆時点(2023年12月現在)で、第37回~第24回まで配信されており、各回ごと、各分野ごとそれぞれで回答することができます。
アプリではなくサイトですが、ログインすることで前回の続きから回答できたり、誤答した問題のみ再出題、苦手分野や傾向の分析など様々な機能が揃っています。
ただし、解説は文字のみであることが多いため、参考書で図や表を確認しながら勉強すると頭に入りやすくおすすめです。
また、解答は委託されたスタッフが作成しており、管理栄養士ではない一般の方である可能性が高いため、解答の信用性が低い点と、解答自体がわかりづらい点には注意が必要です。
カコモンズ(Nスタディ)
カコモンズは過去問.com同様、国家試験の過去問を解くことができるサイトで、第37回~第25回まで掲載されています。
カコモンズは過去問.comと違い、問題が一覧になっているため「第37回の10問目を解きたい」となったときに1問目から順に解いていく必要がありません。また、回答ページにチェックボックスがなく、すぐに解答解説を確認できるのも良い点です。
加えて、過去問以外にも各年の国家試験の合格者数や各分野の出題数など国家試験を受けるのに必要な情報も掲載されているのがポイントです。
過去問サイトを比較して
過去問サイトとして紹介した過去問.com、カコモンズは、どちらもサクサク解答できるためどちらを使っても勉強しやすさは変わりませんが、解説の書き方やその他サイトの機能などが異なっていますので、どちらも試してみて使いやすいほうを選びましょう!
アプリやサイトを使う際の注意点
ここまで紹介してきたアプリやサイトは活用すれば必ず勉強に役立ちますが、解答や解説が間違っていることも少なくない点に注意しましょう。
国家試験の正解は毎年厚生労働省から発表されますが、解説は発表されないため各出版社、サイト等が独自に作成しています。
そのため、間違った内容である可能性を念頭に置きながら勉強するようにしましょう。
まとめ
今回は、管理栄養士国家試験の勉強になぜアプリやサイトを活用する必要があるのか、そしてどんなアプリやサイトがおすすめなのかについて紹介してきましたがいかがでしたか?
参考書や問題集を使うだけではなく、アプリやサイトをうまく活用できるとさらに勉強がしやすくなり合格も近づきますので是非利用してみてください!
ここまで記事をご覧いただきありがとうございます!
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