最近話題のchatGPT。質問に対して人間のように正確な情報を返してくれるAIですが、実はchatGPTを管理栄養士がうまく使うことで仕事や普段の勉強が大幅に効率化できるんです。
今回は、そんなchatGPTを管理栄養士がうまく活用していくための方法を紹介していきたいと思います。
chatGPTとは?
ChatGPTは、OpenAIという企業が開発した自然言語処理技術を利用して、人工知能による自然な対話を提供するサービスです。
ChatGPTは質問をするだけで必要な情報の提供や会話をすることができます。
今現在、すでにChatGPTは様々な分野で利用されており、医療や金融、教育などの分野で、質問応答や推薦システムとして活用されています。
chatGPTの怖さ
chatGPTはほとんどの質問に答えてくれるため、人間が自分で調べることや考えることをやめてしまう危険性があり、すでに使用を禁止する国があるくらいです。
実際、管理栄養士の仕事もchatGPTを始めとしたAIに取られる可能性があります。
とてつもない利便性の裏には、そういった危険性が潜んでおり、活用方法を誤らないようにする必要性があります。
管理栄養士としての活用法
では、そんな便利なchatGPTを管理栄養士がうまく活用するにはどのような方法があるのでしょうか。具体例を紹介していきます。
献立作成
chatGPTは、すでに献立作成のサポートを行えるだけの機能を有しています。
例えば、以下のように「オムレツの栄養計算をして」と言えばざっくりと栄養計算をしてくれます。
そのデータが正しいのかどうかは確認が必要ですが、献立の素案を組むのには非常に有用で、うまく使えば作業時間を大幅に減らすことも可能です。
書類作成
管理栄養士が行う書類作成もchatGPTによって行うことができます。
栄養管理計画書を始めとした管理栄養士が算定を取るために作成する書類は個人情報の観点からも難しいですが、業務に関連したマニュアルや議事録の作成などは任せることができます。
実際、chatGPTにマニュアルの作成を依頼したところこのようなものを作ってくれます。
これを基にすれば書類作成に使う時間が大幅に短縮できます。
栄養情報の収集
管理栄養士が業務に用いる栄養情報もchatGPTを使うことで簡単に集めることができます。
chatGPTは会話形式で情報を教えてくれるため、分からないところを質問できる上に、ネットで様々な情報を探して回る必要がなく、短時間で情報を集めることができます。
また、質問項目を細かく限定することで専門的な内容を回答してくれる点も非常に役立ちます。
勉強
chatGPTは専門的な内容にも返答してくれるため、勉強にも有用です。
管理栄養士国家試験の内容はもちろん、その他の専門知識についても概ね正しい返答をくれるため、わからないことをネットで調べるよりも簡単で正確です。
正直、ほとんどの勉強はchatGPTに質問すれば可能な上に、表やグラフにまとめて教えてくれるため下手な参考書を使うよりもよっぽど有意義です。
スマホでも使えるので隙間時間の勉強にもうってつけですね。
情報の正確性は確認必須
chatGPTの回答はおおむね正しいですが、細かい部分は間違っていることも多いため、情報は必ず精査しましょう。
特に、仕事に必要な知識を集めるときなど他の人にも影響を与える場面では要注意です。
しかし、それ以外の日常生活では非常に有用で生活を豊かにしてくれますので、うまく活用していけると良いですね。
まとめ
今回はchatGPTが管理栄養士の仕事や勉強をどのように快適にしてくれるのかについて紹介してきました。
危険性がある一方うまく活用すれば非常に便利なchatGPTをぜひ活用してみてください。
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