管理栄養士国家試験の勉強にはWordが有用?就職後のことも考えた新しい勉強法とは!

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管理栄養士を目指す皆さん。国家試験の勉強は順調ですか?

国家試験の対策といえば、「過去問を解き、わからなかったところを参考書を読んで覚える。」という方法がメジャーかと思います。

しかし、管理栄養士として働くことを考えると従来の勉強方法ではなく、Wordを使った勉強法の方がオススメの場合があるのです。

この記事では、なぜ管理栄養士にはWordを使った勉強法がオススメなのか、具体的にどうやってWordを使って勉強をするのかを紹介していきます!

私は、参考書に書き込まずにこの方法で勉強することで高度急性期病院と行政栄養士の内定を獲得しましたので、是非参考にしてみてください。

Wordを使った勉強方法とは?

Wordを使って勉強すると聞くと少し難しく聞こえますが、簡単に言えば、解いた問題の直しや参考書の内容をノートの代わりにWordに打ち込みましょうということです。

方法は普通の勉強と変わりません。国試の過去問や模試を解き、その解説や周辺知識などをノートの代わりにWordにまとめていくだけです。

しかし、ここまでの情報だと「ノートに書くのとあまり変わらないのでは?」と思われると思いますので、Wordを使うメリットについて紹介していきたいと思います。

Wordを使うメリット

パソコンを使う能力が身に付く

Wordを使って勉強する一番のメリットは、パソコンを使う能力が身に付くことです。

管理栄養士は働き始めると非常に多くの事務作業が課されます。しかし、大学のレポートや研究では仕事を早く終わらせるに足るだけのPCスキルが身に付きません。

しかしWordを使って勉強していると自ずとタイピングや文書の体裁を整える力が養われ、就職してからの仕事がすごく楽になります。

また、表やグラフをわかりやすく作るなど、仕事で活かせる能力も勉強をしながら養えるため一石二鳥です。

ちなみに、私のブログでは管理栄養士の仕事についても紹介していますが、仕事を辞めたくなる理由の一つに「残業」があります。

しかし、この「残業」は自身がPCをうまく扱えることで回避できる可能性が高いため、PCスキルに不安のある方、社会に出て挫折する要素を一つでも減らしたい方には特におすすめの方法です。

「管理栄養士の事務作業についてあまり聞いたことがない」という方はこちらの記事を読んでみてください。

いつでも気軽に勉強できる

Wordを使う2つ目のメリットは、いつでも勉強できるという点です。ある程度Wordに内容がまとまってくると、携帯一つでいつでもまとめノートを確認できるのと同じ効果が得られるようになります。

加えて、過去問を解くアプリを入れておけばスマホだけで勉強が完結するようになります。

勉強のモチベーションが続かないという方は、移動時間など短い時間でもコツコツ勉強を続けられる方法がオススメです。また、就活が忙しくて時間がない方、家だとやる気が出ない方などにもオススメです。

用語の索引が簡単

3つ目のメリットは、Wordの方が参考書よりも用語の索引が簡単ということです。

参考書の場合、調べたい用語を後ろの索引で探す必要がありますが、Wordは検索窓に単語を入れることで自動的に検索することができます。

そのため、参考書で索引するよりも早く目的の単語を見つけることができます。

加えて、検索窓に入れた単語は前後の文と一緒に表示してくれるため、自分が見たい範囲を簡単に見つけることができます。

また、Wordの場合書き込んだ内容すべてを索引できるため、索引のないノートをめくる手間や、参考書に張り付けた付箋の内容を探す手間も減らせます。

参考書にない内容を詳細に書くことが多い方は後から探しやすいWordを使うのがオススメです。

追記・修正が簡単

メリットの4つ目は、追記・修正が簡単ということです。

勉強をしていて知識を追加したくなった時、書いた内容が間違っていて修正するときなど、ノートや参考書に比べて内容を変えやすいところがWordの良いところです。

この使いやすさは勉強のストレスを軽減してくれるため、集中力が続かない方、書き込みが多い方におはオススメです。

また、時間がない時など「作業」の時間を短くすることも勉強時間を確保する上で重要ですのでそういった観点からもメリットがあると言えます。

就職後の勉強にも有用

最後に紹介したいメリットは、Wordにまとまっていると就職後の勉強に活用できるという点です。

管理栄養士として働く場合、仕事中に勉強した内容を確認したいタイミングが必ず現れます。

特に病院などの医療分野に進む人は働きながら勉強することも多く、正しい情報を引き出すことが重要です。

家で勉強する分には参考書やノートでもいいですが、業務中には中々持ち歩けないため、スマホやPCで確認できることのメリットは大きいです。

また、しっかりとした出版社から出版されている参考書を基に作成したものであれば、ネットと違い内容の信憑性もあります。

今後も学びを深めるという方は、先のことも考えて学生のうちからWordにまとめておくことをオススメします。

実際私も病院で働いていて、自分が作ったWordを何度も開き忘れてしまった内容を復習して業務にあたっていました。

Wordを使うデメリット

ここまでWordを用いるメリットについて紹介しましたが、デメリットも存在しますので紹介していきます。

内容がまとまるまで時間がかかる

Wordをまとめノートとして使うには、ある程度の量をWordに打ち込む必要があるため、時間がかかります。

そのため、ある程度勉強時間が取れる人でないと中途半端に終わってしまう可能性があります。ですので、そういった方は参考書に追記して勉強するのが良いと思います。

しかし、ノートに分けるぐらい追記する予定がある方は、メリットを考えてWordに打ち込むことをオススメします。

後に内容の確認が必要

Wordにまとめた内容は、その当時使っていた参考書などに準拠した内容の為、後々古い情報でないか確認する必要があります。

そのため、数年に一度は新しい参考書を買い、内容を確認することが必要です。

しかし、このデメリットはノートにまとめても同じことですので、あまり気にしなくて大丈夫です。

書いて覚える人は注意

最後に、何かを覚える際に「書いて覚える」という方にはあまり向いていない方法かもしれません。

文字を書くのが嫌いな方や、打ち込んだ方が覚えられる方には向いていますが、どうしても紙に書かないと覚えられない人の場合、逆に勉強効率が落ちる可能性があります。

ただし、勉強時間が確保できることや、後にも活用できるというメリットもある上に、国家試験本番はマークシート方式で漢字を書けるようになる必要はないため、ここまで記事を読んで気になった方は一度実践してもらえると良いと思います。

Word勉強法をオススメしたい方

Word勉強法のメリット、デメリットについて紹介してきましたが、特にPCが苦手な方病院を目指す方にはこの方法をオススメしたいです。

PCが苦手な方はどの業界に行っても苦労することが目に見えているため、学生のうちに慣れておくことを強くオススメします。

また、病院志望の方もPCスキルに加え、正しい情報をいつでも出し入れできる媒体を持っておくことが非常に重要です。

私も、病院で働き始めてから勉強したことは全てWordにまとめることでいつでも情報にアクセスできるようにしていました。

そのため、この2つに当てはまる方は是非Word勉強法を活用してみてください。

Wordにまとめるのが面倒な方は…

「Wordで勉強するメリットはわかったけど自分で作るのは大変そう」という方は、私が作ったWordのまとめノートを使ってみてください。

詳しくはこちらの記事で紹介していますが、

私が現役時代(第35回受験)に作ったまとめノートの販売を行っていますので、興味のある方は各種SNSのDMからご連絡ください。

内容に関する質問等にもお答えいたしますのでお気軽にご連絡いただけると幸いです。

まとめ

今回は、管理栄養士国家試験の勉強をWordで行う方法とオススメする理由について紹介してきました。

Wordでの勉強法は様々なメリットがあるため是非参考にしてほしいと思います。

ここまで記事をご覧いただきありがとうございます!

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