管理栄養士国家試験いつまでに合格点を取れば安心?短期間で合格点を取るための勉強の進め方についても紹介!

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管理栄養士の資格取得をめざす皆さん、勉強は順調に進んでいますか?
管理栄養士の国家試験は範囲が広く、点数が伸びないことで不安に思っている方も多いと思います。

この記事では、そんな管理栄養士国家試験を安心して合格するためには何月ごろまでに合格点に到達できていれば安心なのかを、勉強を始める時期ごとに紹介しています。また、短期間で合格点を取るためにはどのように勉強すべきかについても紹介しています。

いつごろから勉強を始めればいいのか、勉強時間がない場合はどうやって短期間で点数をあげるのかなどについて知りたい方は是非最後まで読んでみてください。



管理栄養士国家試験の概要

管理栄養士国家試験は国家資格である「管理栄養士」の免許を取得するために受験しなければならない試験で、毎年2月末に行われ毎年約1万人ほどが合格しています。

しかし、合格率は4大卒であれば90%前後、既卒であれば20%台(第36回の結果より)と大きく乖離しているという特徴があります。

試験の範囲は

「社会・環境と健康」「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」「食べ物と健康」「基礎栄養学」「応用栄養学」「栄養教育論」「臨床栄養学」「公衆栄養学」「給食経営管理論」「応用力問題」の10分野で構成されています。

合格点は200点満点中120点です。

いつまでに合格点に到達していれば安心か

合格点である120点には年末までに到達できていれば十分です。ただし、これはあくまで合格することだけを目安に考えた場合です。

病院や行政など管理栄養士として今後も知識を深めていきたいという方や研究をしたいという方はもっと早い段階で合格点に到達しておけると良いですが、「まずは合格を目標にする!」という場合であれば年末までに合格点に到達していれば十分です。

また、他の指標として試験試験本番までに模試や過去問で安定して140点を取ることができれば落ちることはほぼありません。

就職後のためにどこまで勉強すべきか

140点を安定して取れれば国家試験本番は安心して臨めますが、就職後のことを考えるとそれ以降点数を伸ばすために勉強する必要はあまりありません

本番が不安でもっと点数を上げるために勉強したい気持ちはよくわかります。しかし、140点を超えるとあとは暗記で点数を上げることがほとんどになります。

ですが、管理栄養士国家試験の内容は仕事で使わない範囲も多く、点数を取るための勉強になってしまうため、就職後に使うことはあまりありません。そのため、就職してからが不安という方は国家試験の点数を伸ばすよりももっと実用的な勉強をすることをオススメします。

また、私は学生最後の1年を勉強ばかりに使い就職してから非常に後悔したので、頑張りすぎないように遊ぶことも忘れないようにしましょう。

本番までにどのように点数を推移させていくか

年末までに120点を超えていれば安心と言っても、「そんなギリギリだと不安」という人もいると思うので、国試本番までに点数をどのように推移させておくと良いかを紹介します。

春から始める場合

春から勉強を始め本番までに1年近く時間がある場合は、ひと月で5~10点上がる程度のゆっくりとした勉強ペースを保てていれば十分間に合います。

ちなみに、就活で専門試験を受けない場合、本番までゆっくり時間をかけて勉強を進めていくだけで十分です。

また、1年かけて勉強となると企業等の就活で忙しい時期に始める必要がありますが、この時期に始めることができれば国家試験に苦労することもなく大学生活最後の1年も充実感が増すためこの時期から勉強を始めることをオススメします。

夏から始める場合

就活がひと段落する人も多い夏ごろから本格的に勉強を始める場合、月に10点のペースで点数が上がれば本番には安心して臨めます。

ちなみに夏からは模試が始まる関係上、周りの人も勉強を本格化させるため自分のモチベーションも上がってきます。勉強せずに模試を受けると大学生なら100点前後であることが多いと思いますが、模試の直しをしながら過去問を解いていけば点数はしっかり上がっていきます。

加えて、合格点に到達できるとあとは少しずつ暗記をしたり覚えたことを復習していけば自ずと点数が上がっていくため余裕が出てきます。
まずは合格点到達を目標に頑張りましょう。

秋から冬にかけて始める場合

就活が長引いた方や、既卒で急遽受験を決めた方など秋以降に勉強を始める方は、年末までに120点取ることを目標にしましょう。

もし不可能だった場合は、1月いっぱいまでに120点に到達できれば合格は難しくありません。

また、秋からの勉強はスタートが遅いため勉強時間や効率が重要になってきます。合格のためには国試の勉強が最優先の生活になることを覚悟しましょう。

しかし、この時期から始めても合格を諦めることはありません。しっかりと勉強時間を確保しながら、隙間時間にも少しずつ積み上げていけば十分合格を狙えます。

短期間で点数を上げるには

早い段階から勉強を始められると良いですがそうもいかない方もいると思います。

特に既卒受験をされる方は働きながら勉強するというのも並大抵のことではないと思いますので、短期間で点数をあげるコツについて紹介します。

過去問のみ解く

国家試験の勉強方法は色々ありますが、時間がない場合はとにかく過去問のみ解きましょう。

というのも、過去問を解いていくと頻出の範囲を知ることができ、優先して勉強するべき範囲が明確になります。

また、過去問を基に作られている問題集を使えば頻出の範囲が分かりやすくなっておりオススメです。

模試は解かない

管理栄養士の模試は予想問題や頻出の範囲が出題されているため勉強に有用ですが、時間がない場合は触れなくて良いです。

というのも、模試には過去出題が無いものの出る可能性のある問題や本番よりも難しい問題が出題されているため、本番に出ない可能性のある問題に時間を取られる可能性があります。

ある程度勉強をした人であれば模試は有用ですが過去問を解き切れていない人にとっては余計な知識を入れるだけで合格からは遠のいてしまう可能性があるためオススメできません。まずは過去問最優先で勉強しましょう。

点数が伸びる範囲から勉強する

勉強時間があれば「人体」から勉強することをオススメしますが、国試まで時間がないという方は、10分野中、最も点数が伸びる範囲から勉強を始めましょう。

といっても最初はどの分野が点数が伸びるかわからないので、過去問を1度解き、点数が高かった範囲や、解いていて苦じゃなかった範囲から始めてみるとモチベーションも続き点数が伸びていきます。

苦手な範囲は捨てる

勉強時間が足りない場合は、苦手な範囲は潔く捨てましょう。苦手な範囲を頑張って覚えるぐらいなら、まだ勉強できていない範囲に一瞬でも目を通す方が点数につながります。

特に、苦手な範囲が頻出でない場合は即捨てましょう。頻出範囲の場合は一度置いておいて他の範囲を一通り勉強後、覚えられる部分のみ勉強しなおしましょう。

最悪捨てても良い範囲についてはこちらの記事にて紹介しています!

まとめ

今回は管理栄養士国家試験の勉強の進め方について紹介してきました!

早いうちから勉強が始められれば合格は難しくありませんが、スタートが遅れれば遅れるほど難易度が上がりますので、早いうちから勉強できるよう頑張ってみてくださいね!

また、国試直前でこの記事を読んでいる方は、短期間で点数が上がる方法を意識して、効率的に勉強を進めていってください!

ここまで記事をご覧いただきありがとうございます!

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