管理栄養士として就職を目指す皆さん、就職先はどのように絞っていますか？
管理栄養士は幅広い業界で働くことができる分、就職先を絞ることが難しいです。
今回は、そんな管理栄養士が数ある就職先から自分に合う場所を選ぶためにチェックすべきポイント5つを紹介していきます。
新卒で進路が決まらない方はもちろん、転職で悩んでいる方もぜひ最後までご覧ください。
病院、施設、企業など、どの業界に進むかを迷っている方はこちらの記事を読んで、まずは業界を絞ってみましょう。
就職先を選べない理由
就活をしている方が直面する「就職先を選べない」という悩みは、多くの場合情報が少なく、選択できないために起こることが多いです。
そのため、しっかりと各就職先について情報を集め、自分が働くうえで大事にしたいポイントと照らし合わせることで就職先を選ぶことができるようになります。
情報の集め方
就活時に必要な情報は、主にどこから収集したらよいのでしょうか。
最低限確認すべきものとして、
- HP
- 求人票
が挙げられます。
これらには、知りたい情報のほとんどが掲載されているため、受けたいと思っている企業のHPと求人票は必ずチェックしておきましょう。
ただし、この2つだけでは決め手に欠けることも多いため、
- 社員の口コミ
- 説明会
- インターン
などで実際の声や雰囲気を感じることも重要です。
また、必要な情報がどうしても集まらない場合は、同じような働き方をすることが考えられる競合他社のHP等を確認するとイメージが沸きます。
実際、私が新卒で病院就活をしていた時は、情報が少ない病院も多かったため、同じ病院の管理栄養士の募集要項を確認するなどをしていました。
就活時にチェックしたいポイント
企業の理念
1つ目に、企業の理念やビジョンが、自身の志向や価値観と合致しているかを確認しましょう。
長く働き続けるには、自分が管理栄養士としてどのような役割や貢献がしたいのかを考え、それにマッチする企業を選ぶことが重要です。
この企業の理念と自分の価値観がズレていると仕事にギャップを感じるようになってしまいます。
働く環境や文化
企業の社風や働く環境が自分に合っているかも確認しましょう。
例えば、チームワークを重視する環境か、自律的に働ける環境か、仕事とプライベートのバランスが取りやすいかなど、自身の働き方や生活スタイルに合った環境を選ぶことが大切です。
特に、女性が多い管理栄養士は育休・産休がしっかり取れる職場が理想なので、休みの取得率なども確認しておけると良いですね。
キャリアプラン
将来の目標がある方などは、就職先が自身のキャリアプランや成長に適しているかを確認しましょう。
就職する際には、先を見据えて、将来的なキャリアの目標やスキルアップの機会、研修制度やキャリア支援プログラムの有無などをチェックし、自身の成長に繋がる場所を選ぶことが重要です。
特に、管理栄養士は転職が多い職であるため、先を見据えた就職先選びが重要です。
給与・福利厚生
給与水準や、福利厚生制度が自身の希望や生活費に適しているかを確認しましょう。
給与やボーナス、各種手当、社会保険や退職制度など、経済的な安定や福利厚生面も働き続けるためには重要な要素です。
特に、管理栄養士は薄給であることが多いため、自発的に給与が高く福利厚生が充実している環境を目指す必要があります。
管理栄養士の給料が低い理由についてはこちらの記事で紹介していますので気になる方は是非ご覧ください。
管理栄養士はなぜ給料が安い？管理栄養士が稼げない6つの理由と収入upの方法について解説
説明会やインターンの印象
説明会やインターンでの印象も重要です。
HPや求人票からは実際に働いている人たちの空気感が伝わってこないため、説明会やインターンで雰囲気を確認することも重要です。
管理栄養士はどの業界でもコミュニケーション能力が重要なので、コミュニケーションが取りやすい環境であるかどうかは非常に重要です。
まとめ
今回は、管理栄養士が就職先を選ぶ際にチェックするべきポイント5つについて紹介してきました。
幅広い業界で活躍できる管理栄養士だからこそ、たくさんある求人の中から自分に合ったものを探すのは難しいです。
ぜひ今回紹介したポイントを意識して、自分に合う就職先を見つけてください！
ここまで記事をご覧いただきありがとうございます！
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