こんにちは、tomoblogです!
今回は管理栄養士の年収について紹介していきます!
管理栄養士は給料が低いと言われていますが、実際に他の職種と比べてどのくらいの違いがあるのかを紹介していきたいと思います!
管理栄養士の給料が低いと言われる理由や実際にどの程度なのかについて知りたい方はこちらをどうぞ!
日本人の平均年収は?
令和元年の調査で日本人の平均年収は436万円であることが分かっています。
この中から保険料や税金が差し引かれるため、実質的な手取りは約350万円といったところです。
例として年間で4か月分ボーナスをもらえると考えると、月の手取りが約22万。ここに4か月分のボーナス約90万が乗って年の手取りが350万円です。
ちなみに男女でも給与の差が激しく、平均の手取り額では男性の方が女性よりも7万円も多いという結果になっています。
※厚生労働省令和元年賃金構造基本統計調査より抜粋
管理栄養士の平均年収と特徴
管理栄養士の平均年収は約356万円となっており、日本人の平均年収と比べると約100万円低くなっています。
※厚生労働省令和元年賃金構造基本統計調査より抜粋
ちなみにこの調査には「栄養士」の項目しかないためそちらを参照していますがおそらく数値的に管理栄養士も含まれています。
また、これも平均年収のため、控除された後の手取りはこれよりも少なくなります。
仮に年収356万円、ボーナス4か月分だとすると、控除後の月の手取りが17.8万円、そこにボーナス約70万円が乗り手取り年収284万円となります。
ただし、給与の幅が非常に広いため勤務先や経験などにより大きく給料が異なる職種であるという特徴があります。
また、管理栄養士の給与の特徴として3.40代での給与の伸びの悪さがあります。
年功序列の考え方が強い日本では、ある程度の年齢や勤務年数になれば、それに伴い給与が増加します。
しかし管理栄養士は、3.40代での給与の延び率が他の職と比べて緩やかになっています。
これは、女性の多い管理栄養士特有のものであり、育休や産休を取った方や退職した方がブランクを抱えて復職することも多く、年齢=勤続年数とはならないため、年齢が上がっても給与が低いという背景があります。
他職種と比較するとどう?
管理栄養士の給与を他職種と比較してみるとどうでしょうか。
管理栄養士の中でも比較的給与の多い病院や公務員の他職種の平均月収と比較すると、医師が月収91万円、看護師が33.4万円、地方公務員が37.4万円となり、管理栄養士の給与と比較しても非常に差があることが分かると思います。
※厚生労働省令和元年賃金構造基本統計調査より抜粋
そう考えると管理栄養士の給与というのは日本人の平均と比べても、関わる他職種と比べても少ないということですね。
ただし、公務員の統計に関しては栄養士職も含まれている可能性がありますが、他の技術職と比べると給与が低い傾向は変わりません。
管理栄養士として働き続けるべき?
ここまで給与の話をしてきましたが、管理栄養士として働き続けるべきなのでしょうか。
個人的な見解ですが、正直こだわる必要はないと思います。
もちろん働くうえで何を重要視しているかということは人によって様々ですが、こと給料という面で見ると非常に厳しい業種であることは変わりありません。
ただし、資格の価値は稼げるかどうかだけではないので、自分が興味があることや楽しいことを仕事にしたいという人にはもちろんオススメになります!
まとめ
今回は管理栄養士の平均年収についてお話してきました!
他職種と比べるとやはり管理栄養士の給与の低さが目立ちますね。働くモチベーションがお金だという人は一度考え直してもいいかも知れません。
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