こんにちは、tomoblogです!
今回は卒業論文について紹介していきます!
4年制大学で管理栄養士の受験資格を取ろうと考える場合、卒業するために卒業論文を提出しなければなりません。ただ、この卒論は強制ではないので、書かずに卒業する方もいます。
卒論は書くのが大変だったりするので、避ける人も多いですが、今回はそんな卒論を書いた場合と書かなかった場合について就職後何が変わるのかについて紹介していきたいと思います!
卒論の前にどういったゼミを選ぶと良いのかについてはこちらを見てみてください!
卒業論文とは
卒業論文(卒論)とは、大学を卒業する際に必要な「単位」を取得するために提出する論文のことです。
大学は授業を受け「単位」を一定数取得しないと卒業できませんが、卒論はその「単位」を取るための方法の1つです。
管理栄養士養成校の多くでは、大学の前半はクラス単位で授業や実習が行われますが、大学の後半になるとクラスではなく教授方のいるゼミ(研究室)に配属されます。
ゼミは自分の教室のようなものなので、そこで研究や勉強をしながら生活します。
卒論はそこで行った卒業研究や勉強の成果を論文にして提出するというもので、提出することで他の講義などと同じように「単位」が取得できます。
ただ、この卒論を書く必要があるかは、大学によって違いがあります。
僕の通っていた大学は卒論が強制だったので、どこのゼミに入っても必ず卒論を書かなければ卒業できませんでした。
しかし、大学によってはこの卒論も強制ではなく、卒業できるだけの「単位」が取得できていれば、卒論は強制ではないところも多いようで、Instagramでフォロワーさんにアンケートを取ったところ、約3割の方が「卒論は強制ではない」と回答しています。
つまり、大学やゼミによっては卒論を書かずに卒業することができる場合があるということです。
では、それを踏まえて卒論を書く必要があるのかどうかについて紹介していきましょう。
卒業論文は書いた方がいい?
卒論は書いた方がいいのか。というと
間違いなく書いた方がいいです。
卒論は、書くだけでもいろいろな力を養うことができます。
研究内容をまとめるデータ処理の能力、論文にまとめる文章力、ゼミの仲間と研究を進める協調性、結果に対して考察する論理的思考等々、卒論を作成することで培われる能力は数多いです。
それらは全て就職してから必要になってくる能力なので、就職してから再度学びなおさなくて済むように、大学のうちに経験しておけると良いと思います。
また、ゼミでの活動は大学生活後半の充実具合を決めるうえで重要です。
共に卒論を乗り越えた仲間を作るという意味でも、大学生活の最後を充実させるためにも、ぜひ卒論に挑戦してほしいです。
また、国家試験の勉強もゼミで行うことが多くなると思いますが、ゼミ生が仲良くなっていたり、勉強の雰囲気ができていた方が国試の勉強も効率的なので、卒論を書こうとしている=やる気のあるゼミを選ぶというのは、自分のためにもなる選択だと思います。
また、3割の人が卒論を書くかどうか選択できるということは、就活の時に卒論をやっているだけでそうでない人と差別化ができるということです。
就職面接でも研究の話はよく聞かれるので、ESや面接でのネタ、エピソードを作るという意味でもオススメです!
卒業論文は就職後に役に立つ?
卒論は、就職後も役に立ちます。
特に病院に就職する方は、自分の研究したい分野を1つは持っておくことをオススメします。
というのも、病院で働いていると、学会での発表や病態栄養士の資格を取ることもあると思います。
そうなった時に自分の研究分野を持っておくとそれについて発表できるため、自分の管理栄養士としての価値というのを高めることができます。
また、管理栄養士も他の医療職と同じで研究に力を入れていくことで待遇を改善できる可能性があるため、自分が働きやすい環境を作るためにも研究分野を持っておくことをオススメします。
また、卒論は基本ゼミの先生の研究と近しい内容になるため、必ずしも自分が行いたい研究ではない可能性があります。
ただ、そこで培った能力は働き始めてからも絶対に役に立つので、内容はなんであれ卒論は必ずやっておくと良いと思います。
加えて、病院に就職しなくても、管理栄養士は事務作業がとても多いため、卒論で身に付けた能力が活かされる時が来ます。
なので、社会人としての能力を身に付けるためにも卒論を書くことが必要だと思います。
最後に、理系の大学を卒業した場合、卒論の内容を先輩や同期に聞かれるというのがよくあります。
それを動機に卒論を書けとは言いませんが、「大学生の時に卒論を捨ててでもやりたいことがある!」という場合以外は書いておいた方が良いと思います。
仲間もできて社会人としての能力も上がり、話のネタにもなる。と卒論は至れり尽くせりなので、ぜひこの記事を読んだ皆さんは面倒臭がらずに卒論を書いてみてください!
毎日通わなければいけない忙しいゼミでなくてもいいです。
楽なゼミでもいいのでせめて卒論があるゼミを選んでみましょう。
まとめ
今回は卒業論文の必要性についてお話してきました!
「卒論を書く」ということ自体非常にメリットの多いことで、今後管理栄養士として働いていきたいのであれば経験しておいてほしいです!
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